『ぼんとリンちゃん』(監督:小林啓一)

無茶苦茶良かった。新宿シネマカリテで見過ごしたのが謎。
『ももいろそらを』と同じく、冒頭数瞬の言葉のありように「ん?」となり、「ん?」はすぐに「これしかない」という感覚に変わる。そういうコミュニケーションの形が映っている。既に死語と化しつつ(化されつつ)ある「ペロペロ」が、こんな鮮やかな形で変奏されて映画に映し出されるなんて…
AKIBAカルチャーズZONEがここまで様になる長回しに収まってしまうとは…という驚きもあり。