ジョン・フォード『周遊する蒸気船』…「映画」を燃やして進む船

そこまで映画を駆動させてきた人々が、そこまで映画を駆動させてきた物々を火にくべて蒸気船の最後の燃料とする。そして映画を駆動させてきた物々(蝋人形、薬酒、そして自らの船体すら)を飲み込んだ蒸気船は、そんな物々たちを景気良く燃やし尽くしながら「映画の終わり」へと向かって突き進む!


なんかジョン・フォードは西部劇以外の方が好きになれる気がする。